小売店の万引き対策に防犯カメラ。被害額は少なくても、抑止のために付ける

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小売りのお店でも、万引き対策で防犯カメラを付けるところはあります。ただ、被害額そのものは少ないようです。小さいものを売っているからです。だから、警察に届けるためというより、抑止力として付けます。

この記事では、小売りのお店が万引き対策で防犯カメラを付けるときの話を、当社の工事でやっているとおりに書きます(確認日:2026年11月8日)。

先に結論です

  • 小売りのお店でも、万引き対策で付けるところはあります
  • ただ、被害額そのものは少ないようです。小さいものを売っているからです
  • だから、カメラは警察に届けるためより、抑止力として付けます
  • 抑止のために、お客様に見せるモニターをいちばん目立つ場所に置くお店もあります
  • レジは真上から、お金の種類が分かるように付けます。これは小売りのお店の基本です
  • 万引きの認知件数は、令和7年は105,135件。令和4年から3年続けて増えています(出典:警察庁)
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小売店の万引き対策の防犯カメラ。被害額は少ないが、抑止力として付ける。万引きの認知件数は令和4年から3年続けて増えている

万引き対策で付けるお店は、ある

小売りのお店でも、万引き対策で防犯カメラを付けるところはあります。

ただ、お話を聞いていると、被害額そのものは少ないようです。小さいものを売っているからです。

だから、抑止力として付ける

そのため、万引き対策のカメラは、万引きされたあとに警察へ届けるためというより、抑止力として付けます。「このお店は見られている」と分かれば、万引きはしにくくなります。

見せ方の例は、次のとおりです。

見せ方やり方
お客様に見せるモニターいちばん目立つ場所に置く。物販のお店では27インチを置いた例があります
カメラの形抑止のために、小型のバレット型(筒の形のカメラ)を付けます
掲示防犯カメラが作動中であることを、入口などに掲示します

モニターの置き方や、万引き以外の使い方(客の入り、店員の動き、お客様の動線)は、物販店の防犯カメラの記事にまとめています。

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レジは、真上から

小売りのお店では、売場のほかに、レジにもカメラを付けます。レジは、真上から、お金の種類が分かるように付けます。これは、コンビニなど小売りのお店の基本です。

レジのカメラの付け方は、レジの防犯カメラは真上からの記事にくわしく書いています。

売場のカメラ

売場のカメラの付け方は、お店で変わります。たとえばコンビニでは、1人のお客様が通路を1周するあいだ、切れ目なく映るように振り分けます。くわしくはコンビニの防犯カメラの記事にあります。

台数は、お店の広さで変わります。物販のお店では、4台から8台が多いです。

くわしく知りたい方へ

万引きの認知件数は、3年続けて増えている

警察庁の「令和7年の刑法犯に関する統計資料」(令和8年8月)では、万引きの認知件数と検挙の状況が、次のようにまとめられています。

表1 万引きの認知件数と検挙率(平成28年〜令和7年)

年認知件数(件)検挙件数(件)検挙率
平成28年112,70278,13169.3%
平成29年108,00975,25769.7%
平成30年99,69271,33071.6%
令和元年93,81265,81470.2%
令和2年87,28062,60971.7%
令和3年86,23763,49373.6%
令和4年83,59858,28369.7%
令和5年93,16862,67567.3%
令和6年98,29266,98368.1%
令和7年105,13572,33968.8%

出典:警察庁「令和7年の刑法犯に関する統計資料」図表2-3-3-ウ-1

この表のとおり、万引きの認知件数は令和4年の83,598件がいちばん少なく、そこから3年続けて増えて、令和7年は105,135件とされています。検挙率は、令和7年は68.8%です。

詳細は、こちらでご確認ください。https://www.npa.go.jp/toukei/seianki/R07/r07keihouhantoukeisiryou.pdf

盗まれた品の、約45%は食料品

同じ資料では、令和7年の万引きの被害品数は117,755品で、そのうち食料品が53,186品(約45%)とされています。

表2 万引きの被害品数(令和7年)

区分被害品数(品)
食料品53,186
その他64,569
合計117,755

出典:警察庁「令和7年の刑法犯に関する統計資料」図表2-3-3-ウ-2

万引きがどんなお店で起きているか(商業施設、コンビニ、ドラッグストア)は、警察庁の「令和7年の犯罪情勢」をもとに、物販店の防犯カメラの記事の後半で紹介しています。

防犯カメラは本当に効くのか

防犯カメラの効果を調べた研究と、国内の警察の検証は、防犯カメラは本当に効くのか?研究と警察の検証まとめにまとめています。

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よくある質問

小売店でも、万引き対策で防犯カメラを付けますか。

付けるお店はあります。ただ、被害額そのものは少ないようです。小さいものを売っているからです。

万引き対策のカメラは、何のために付けますか。

警察に届けるためというより、抑止力として付けます。「ここは見られている」と分かれば、万引きはしにくくなります。

お客様に見せるモニターは、どこに置きますか。

いちばん目立つ場所に置きます。物販のお店では27インチのモニターを置いた例があります。

レジにもカメラを付けますか。

付けます。レジは、真上から、お金の種類が分かるように付けるのが、コンビニなど小売りのお店の基本です。

万引きは増えていますか。

警察庁の統計では、令和7年の万引きの認知件数は105,135件とされています。令和4年の83,598件から、3年続けて増えています。

参考URL

この記事で紹介した資料は、次のページをもとにしています(確認日:2026年11月8日)。資料は変わることがあるので、詳細はそれぞれのページでご確認ください。

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