営業で、様々な会社を私は、回っていますが、そこでよく聞くのは、車の盗難です。 ある工場に行ったときに、そこの担当者と話をしました。 「ここのセキュリティは、どうなっていますか?防犯カメラは、設置していますか?」 と聞いたところ、 「カメラは、ないよ。今のところ、何もやっていない。」 との答え。 そこで、「なにか、問題はおきていませんか?」 と、確認したところ、 「こないだトラックをやられた。あっという間だった。昼間だったけどね。」 の答え。 そのとき、「白昼堂々、車も、やられるんだなぁ。」と思いました。 防犯カメラは、絶対ではありませんが、抑止力になることは間違いありません。 問題が起きないことにこしたことはありませんがおきないためにも、工場や店舗、 当然その他業種にかんしてもですが、防止カメラの最低限の設置は、必須でしょう。 また、防犯カメラに関する有名な論文の1つである、ウェルシュとファーリントン (Welsh & Farrington, 2003)による構造化レビューがあります。 彼らは防犯カメラの効果測定に関する研究を探索し、研究デザインで一定の基準を満たした 22 の個別研究を抽出し、メタ分析を用いてその結果を統合した。その結果、 防犯カメラは暴力犯罪には効果は乏しいが、車両犯罪には有効であると結論づけています。