PTZカメラとは?

PTZとはPan-Tilt-Zoomの略語でパン・ティルト・ズームのことです。   パン(Pan)とはカメラレンズを水平方向に回転させること、語源はパノラマ(panorama)(パノラマとは360度見渡せる全景という意味)。 パンで360度撮影することが可能となります。   ティルト(Tilt)とはカメラレンズを上下に回転させること。上方に回転させることをティルトアップ(Tilt up)、下方に回転させることをティルトダウン(Tilt down)といいます。   ズーム(Zoom)とはカメラレンズの位置を変えることによってレンズの焦点距離を変え、映像を拡大、縮小することです。拡大することをズームイン(Zoom in)、縮小することをズームアウト(Zoom out)といいます。   この三つの機能を持ったカメラがPTZカメラです。 通常は、ネットワークカメラで、遠隔地のパソコンやスマートフォン、タブレットからの操作も可能で、この操作をPTZ制御といいます。 最近では、このPTZ制御を自動的にできる自動追尾PTZカメラも開発されています。 このカメラは自動的に人物を追尾するので、犯罪防止に有効です。 犯罪者心理として、何かを盗もうとするとき、下見に来るものですが、この自動追尾カメラを見たとき「これは誰かが遠隔から監視している」と勘違いして、下見の段階で犯罪を諦めさせる効果もあります。 この自動追尾PTZカメラでは、同時に二人の人物を追尾できる、最新型も開発されています。   ※ここで紹介する動画は、Victor、Panasonicのメーカー製PTZカメラと、PTZカメラの動きのサンプル動画になります。